低解約型長期生命保険とは?学資保険と比較してみました

学資保険代わりに、低解約型長期定期保険を利用している人もいるそうですが、学資保険しか選択肢がないと思っていた方には、いったいどんな保険なのか気になりますね。

そもそも、学資保険は子供の教育資金の積み立てとして利用されているものですが、低解約型長期生命保険はどのように教育資金として利用できるのでしょうか?

今回は、低解約型生命保険の特徴と、学資保険との比較を解説していきます。

低解約型長期生命保険とは?

低解約型長期生命保険には定期型や終身型などがありますが、学資保険として利用するのであれば低解約返戻金型終身保険がおすすめです。

では、低解約返戻金型終身保険とはどんな保険なのかその特徴を見ていきましょう。

低解約返戻金型終身保険の特徴

低解約返戻金型終身保険の大きな特徴は次のようになります。

低解約返戻金型終身保険の3つの特徴

  • 通常の終身保険よりも保険料が割安
  • 保険料払込期間中の解約返戻金を70%と少なく設定している
  • 保険料払込終了後は解約返戻金の返戻率が100%以上になる

低解約返戻金型終身保険は、通常の終身保険よりも割安な保険料で加入することができます。

その理由として、払込期間中の解約返戻金が通常よりも少ない設定となっているからです。

また、途中解約すると支払った保険料よりも解約返戻金はかなり少なくなるため、払込期間中は返戻率がとても低いのですが、払込が終了すると返戻率は通常に戻り、返戻率は100%以上になりますので、貯蓄性が高いという特徴があります。

学資保険としての利用者が増えている

学資保険には、さまざまな特徴がありますが、それをカバーできる上に、学資保険を選ぶうえで重要なポイントとなる返戻率についても、返戻率の高い学資保険とほとんど変わらないという点で、学資保険代わりに「低解約返戻金型終身保険」を利用する人が増えてきています。

低解約返戻金型終身保険と学資保険と比較してみよう

では、低解約返戻金型終身保険と学資保険を、さまざまな視点から比較していきましょう。

加入のタイミング

学資保険の場合でも、妊娠中から加入が可能となっていますが、出産の140日前からという制限があります。

しかし、低解約返戻金型終身保険は、妊娠初期でも、また将来の教育資金作りのために子供ができる前でも加入が可能です。

これは、被保険者に違いがあるからです。

学資保険の被保険者は子供なのに対して、低解約返戻金型終身保険は基本的に死亡保険ですので、被保険者は子供の必要がありません。

つまり、被保険者と契約者を親にすることで、いつでも加入が可能になります。

さらに、多くの学資保険では、5~7歳ごろまでしか加入できないという年齢制限がありますが、低解約返戻金型終身保険は、親を被保険者にすることで、例えば、タイミングを考えているうちに学資保険の加入できなかった場合でも、加入することができます。

<参考>加入年齢と被保険者の違い

 

加入年齢

被保険者

学資保険

出産前140日前から
子供の加入年齢は制限あり

子供

低解約返戻金型
終身保険

いつでも可

契約者(親)

また、低解約返戻型終身保険の払込期間は、10年や15年など自由に設定することができますので、払込終了を子供が進学するタイミングに合わせれば、必要な学資金を手にすることができます。

返戻率の違いは?

返戻率については、一般的な全期払いにおいて、学資保険と低解約返戻金型終身保険を比べても、それほど大差がありません。

<参考>子供0歳加入、契約者30歳、男性、18歳満期(18年間支払い)とした場合の返戻率

 

満期時の返戻率

満期後4年経過の返戻率

ニッセイ学資保険
お祝金なし型

107.10%

据置不可

低解約返戻金型
終身保険

108.80%

112.40%

返戻率は保険会社によっても異なりますし、加入年齢や満期の時期によっても違いは出てきますので一概には言えませんが、上記の表を参考に見てみると、ほぼ同じレベルの返戻率となりますね。

ただし、低解約返戻金型終身保険は、学資保険のように満期時にお金を受け取る必要はありませんから、そのまま据え置いておくことができます。据え置きをしておくと、返戻率は年々高くなっていきます。

子供が進学しなかった場合などは、そのまま据え置きをしておき、必要になった時、例えば結婚資金や海外留学、マイホームの購入などの資金として利用することも可能ですよね。使い道は自由なのです。

もちろん学資保険でも、進学しなかった場合には、据え置きすることはできませんが、その満期金を定期保険などに預けておくことはできます。

しかし、低解約返戻金は解約しなければ返戻率がどんどん高くなっていきますので、それだけ貯蓄性が高く、一般的な定期預金などで運用するよりも、より効率的な運用が可能となるわけです。

つまり、学資資金を貯めるのであれば、学資保険でも低解約返戻金型終身保険でも、返戻金に大きな違いはありませんが、学資資金として利用しなかった場合は、低解約返戻金型終身保険はそのまま据え置くことで、返戻率は高くなるということなのです。

短期払いにおける返戻率の違い

では、短期払いによる、学資保険と低解約返戻金型終身保険では、返戻率はどのように違ってくるのでしょうか?

<参考>子供0歳加入、契約者30歳、男性、18歳満期、短期払いとした場合の返戻率

 

ニッセイ学資保険
お祝金なし型

低解約返戻金型
終身保険

5年払い

118.60%

10年払い

115.60%

110.10%

15年払い

109.30%

 上記の表を参考に見てみると、短期払いによる返戻率については、学資保険の方が上回っていることが分かります。短期払いで効率的に学資資金を貯めようと思うのであれば、学資保険がおすすめになりますね。

学資資金の受け取り方

学資保険では、お祝金として小学校や中学校・高校に進学するタイミングでお金を受け取れるという特徴があります。

もちろん、お祝金を受け取らないタイプのものもありますが、進学時にかかるお金は受け取りたいといった場合には、お祝金があるタイプの学資保険はありがたいものですね。

では、低解約返戻金型終身保険ではどうなのでしょうか?

低解約金返戻型終身保険では、お祝金を受け取ることはできませんが、契約期間中に一部解約をして、その解約返戻金を受け取ることは可能です。

例えば、保険金が300万円だった場合、保険金を200万円に減額して100万円は解約すると、その100万円分の解約返戻金を受け取ることができます。

もちろん残った保険金200万円はそのまま継続できますので、払込終了時に解約をすれば、200万円分の解約返戻金を受け取ることができます。

このように、お祝金のように決まったタイミングで受け取ることはできないものの、必要なタイミングで一部解約をして、解約返戻金を受け取れますので自由性があります。

しかし、払込期間中は解約返戻金の返戻率は低くなっていますので、払込終了時に解約をして受け取るよりも少ない金額になってしまいます。

こうしたことを踏まえて考えると、決まったタイミングでお祝金を受け取りたい場合には、学資保険の方がおすすめになります。

契約者死亡時の保障

契約者が死亡した場合の保障に関して、学資保険と低解約返戻金型終身保険について比べてみましょう。

学資保険では、契約者が死亡した場合、その後の保険料が免除になるというメリットがあります。

その後は保険料を支払わなくてもお金が溜まっていきますので、保険料の負担なく学資金の準備は確実にできるため安心です。

では低解約返戻金型終身保険はどうなのでしょうか?

低解約返戻金型終身保険は、死亡保険です。つまり、被保険者と契約者を親にしていることで、死亡した場合には死亡保険金を受け取るということになります。

例えば、保険金300万円の低解約返戻金型終身保険では、死亡時に300万円が受け取れるということです。

契約は保険金を受け取った時点で終了となりますので、もちろん保険料はその後支払う必要がありません。

さらに死亡保険金と、何事もなく払込終了を迎えた場合の解約返戻金と比べると、圧倒的に死亡保険金の方が多くお金を受け取れるということになります。

つまり、契約者(親)が死亡した場合でも、しっかりと子供の学資金は準備ができているということですね。

契約者死亡時の保障について、学資保険と低解約返戻金型終身保険を比べた場合では、保障もの厚さや学資金の準備という点で、低解約返戻金型終身保険の方がおすすめになります。

低解約返戻金型終身保険を学資保険代わりにする場合の注意点

ここまで、低解約返戻金型終身保険と学資保険の違いについて比べてきましたが、低解約返戻金型終身保険は、十分に学資保険の代わりにすることができるでしょう。

しかし、低解約返戻金型終身保険を学資保険代わりに加入する場合には、注意しなければならないこともあります。

途中解約では大きな元本割れとなる

低解約返戻金型終身保険は、払込期間中に解約をしてしまうと、大きく元本割れしてしまいます。学資保険でも元本割れはしますが、低解約返戻金の方がその損失は大きくなります。

低解約返戻金型終身保険を学資保険にする場合には、払込期間満了までしっかりと保険を維持することで、そのメリットが生きてきますので、途中解約をしないことがとても重要になります。

被保険者は子供にしないこと

学資保険では契約者はほとんどの場合親ですが、被保険者は子供になります。しかし、低解約返戻金型終身保険では、契約者も被保険者も親にすることが大切です。

子供を被保険者にしてしまうと、契約者が死亡した場合の保障がされませんので、注意が必要です。

「保険のビュッフェ」に無料相談してみる

保険について迷っている方は、一度保険のビュッフェで無料相談に乗ってもらうことをおすすめします。低解約型の長期生命保険についてはどこの保険会社より詳しいです。

訪問型なので自宅訪問となっていますが、家に来られるのが嫌な方は近くのファミレスや喫茶店を指定できるので安心してください。

保険のビュッフェに無料相談してみる

まとめ

では、ポイントを確認していきましょう。

・低解約返戻金型終身保険は、途中解約をすると大きく元本割れとなる。しかし払込終了時には解約返戻金が100%以上となるので貯蓄性に優れている

・加入のタイミングは、低解約返戻金型終身保険はいつでも可能なので、自由性が高い

・返戻率は全期払いであれば、学資保険の返戻率とは大差がない。ただし、短期払いの場合は学資保険の方がお得になる。

・お祝金の受け取りを選択する場合は、学資保険がおすすめ。受け取りのタイミングは低解約返戻金の方が自由性はある。

・契約者の保障としては、低解約返戻金の方が大きな保障が得られる。

学資保険代わりに低解約返戻金型終身保険を利用することは、十分検討の余地がありますね。

しかし、どちらもメリットやデメリットがありますので、それをしっかり理解した上で選択することが大切です。

 

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