任意整理後のクレジットカードは使えない?起こり得る4つの困りごと

任意整理するとクレジットカードはどうなるの?

任意整理を検討していて、「クレジットカードが使えなくなるのではないか」「クレジットカードの返済金額は債務整理の対象なのか?」と思う方もいるかもしれません。

今回は、クレジットカードと任意整理について、下記のような内容をご紹介しています。

  • 任意整理するとクレジットカードを使用できなくなる
  • クレジットカードの支払いは任意整理できる
  • クレジットカードを任意整理すると負担を小さくできる

現在クレジットカードの支払いで困っている人は、なんらかの解決策を見つけたほうがよいです。一人で悩むより、専門家に相談してみると突破口が見つかるかもしれません。

任意整理の後にクレジットカードで困る4つのこと

任意整理を行うと、それ以降手持ちのクレジットカードを利用できなくなってしまったり、支払えなくなってしまったりするケースがあります。

  1. 毎月の光熱費などのクレジットカード払いが続けられなくなる
  2. クレジットカードを作れない期間が長くなる
  3. クレジットカードのポイントが失効する
  4. クレジットカードに付帯するETCが使用できなくなることも

任意整理を行って使用できなくなるものは何かしっかりと把握しておき、その直面にあった際に困らないように準備しておきましょう。

困ること【1】毎月の光熱費などのクレジットカード払いが続けられなくなる

光熱費や公共料金などをカード払いにしていると、その支払いができなくなってしまいます。

そのためこちらも事前に手続きを行う必要があるので、銀行引き落としや、コンビニ支払いなど自分に都合のよい別の手段へ変更手続きを行ってください。

困ること【2】クレジットカードを作れない期間が長くなる

任意整理を行うと、金融事故情報として、いわゆるブラックリストに登録されます。

「個人信用情報」というお金を個人に貸す際に金融機関が見るリストにネガティブな記録が残ることを指して、一般的にブラックリストと呼ばれます。

個人信用情報に任意整理をした記録をされると、その期間は新しくクレジットカードの発行ができなくなってしまいり、発行できない期間はおおよそ5年程度と言われています。

もし完済までに時間がかかってしまうのであれば、その分クレジットカードを新規発行できるようになるまでもっと時間がかかるでしょう。

困ること【3】クレジットカードのポイントが失効する

任意整理を行うと、クレジットカードの使用ができなくなります。それにしたがって所持しているポイントも失効してしまうのです。

失効する前に交換や使用をすればよいのですが、すぐに手続きに入ってしまうと使用できなくなるまでの期間もあっという間になってしまう場合もあるので事前に対策をとっておく必要があります。

困ること【4】クレジットカードに付帯するETCが使用できなくなることも

クレジットカード本体が使用できなくなるため、それに付帯しているETCも使用できなくなってしまいます。

高速を通勤で利用している人や、仕事で立て替えを行わなければならない人にとっては死活問題になりかねません。

そのような人には、ETCパーソナルカードというものが存在するので、そちらを発行してもらえるように手続きを行っておきましょう。

ETCパーソナルカードは、クレジットカードを所持できない人でもETCが使用できられるようにと、NEXCO東日本や西日本、NEXCO中日本をはじめとする高速道路の会社が発行したカードです。

はじめに保証金の支払いを行えば、ETCを使用できるシステムになっています。使った金額は一ヶ月ごとの引き落としになるので、クレジットカードがない場合でも高速道路を安く利用できるようになるのです。

クレジットカードの返済も任意整理できる

クレジットカードの返済が滞りそうで困っている方や、支払えなくなってしまう可能性がある人は、どうしたらよいか一人で悩んでいる方もいるでしょう。

実際、クレジットカードの支払いで困っていることも弁護士などに相談できるのです。

クレジットカードも借金

クレジットカードは、金融会社にお金を借りていないから借金とは異なるといった認識を持っている方も少なくありません。

クレジットカードの中には、キャッシング枠というものが存在し、キャッシング利用も可能となっており、その中でキャッシングを行っているのであれば、借金と同様の扱いになります。

クレジットカードのショッピング枠もリボ払いも債務整理の対象

また、ショッピング枠やリボ払いも同様で、債務整理の中にある任意整理の対象となります。

一時的ではありますが、カード会社がその商品などのお金を負担し、支払い日になったらカード会社へ支払うという仕組みです。したがって、クレジットカード会社へ借金をしている状態になります。

自分で将来的に支払える能力がない場合やめどの見当がつかない場合であれば任意整理を行い、返済がうまく行くように調整をとってみるのもよいでしょう。

クレジットカードの支払いを任意整理するメリット

クレジットカードでも、任意整理ができ任意整理を行うことによって、メリットが生じます。どのような内容がクレジットカードの任意整理によってもたらされるメリットなのか確認していきましょう。

総返済額が減額する場合がある

クレジットカード会社によっては、金利が高く設定されている会社もゼロではありません。

そのためその金利を適正な金利に引き下げた上で再計算されると、総返済額が変動し支払う必要がある金額も少なくなる可能性が出てくるのです。

何もしなければそのままの金額を支払う必要がありますが、任意整理では、法律事務所の専門家が代理人となり交渉してくれるので、支払額を引き下げる交渉をしてもらえます。

過払い金の対象になる

すでに支払いが終わった項目でも、過払い金請求の対象になることもあります。過払い金は、利息などを支払い過ぎていた場合、そのお金が返還されるということです。

過払い金があり、それが返還された場合その分を返済に充てることも可能となっているので、手続きを行うことによって、支払いが軽減される場合も出てきます。

返済を待ってもらえる

代理人である弁護士や認定司法書士が交渉してくれるため、返済を待ってもらえるケースがあります。

その分、代理人が責任を持って返済するように助言などを行ったり、返済までのプラン提示を行ったりする場合があります。

しかし、今まで督促状などがきていた場合それがなくなるので、精神的負担も軽減できるのではないでしょうか。

月々の返済額を無理のない金額に設定できる

毎月の収支を代理人である弁護士や司法書士などの専門家に見せ、相談することによって今持っている借金総額と見合わせて、月々の返済額を決定することができます。

こちらも代理人が交渉してくれて、無理のない金額に設定し完済を目指す流れになります。

ですので、毎月膨大な金額を支払う必要があったという人はその負担が少なくなり、またしっかりと計画を立てられるので、よいかもしれません。

任意整理またはクレジットカードで任意整理を考えるなら法律事務所に相談!

現在クレジットカードを所持していて、その支払いが滞ってしまっている、返済の見込みがみえず困っている場合には、一人で悩まないようにしましょう。

自分一人で悩んだとしても、法律などに明るいわけではない人が大半なので、解決策が浮かばず時間だけが過ぎていってしまいます。そのような場合には、まず専門家がいる法律事務所に相談するのがベストです。

悩みを聞いて、適切なアドバイスをくれる

法律事務所であれば、債務整理のスペシャリストが在籍しています。

同様の事案に明るい人や、取り扱った経験がある人もいるはずなので、現状や悩みなどを聞いてくれますし、それによってアドバイスやどのような方法があるのかも提示してくれます。

法律の専門知識で手続きを代行してくれる

もし、手続きが必要になった場合代理人として、矢面に立ってくれます。

必要な書類や手続きを知識がない人間が行うと書類に不備があり、裁判所に行かなくてはならないときの状況説明などがうまくできないケースも少なくありません。

そのような場合なども代行してくれるので、安心して任せられるのです。

まとめ

ここでは、クレジットカードの支払いに困った場合どのように対処したらよいのか、その際にどのような問題に直面するのかについてご紹介してきました。

  • 任意整理の後にクレジットカードで困ること
  • クレジットカードの返済も任意整理できる
  • クレジットカードの支払いを任意整理するメリット
  • 任意整理・クレジットカードで任意整理を考えるなら法律事務所に相談

任意整理を行って困ってしまうこともあるかもしれません。

ですが、専門家に代行を依頼できれば、悩み続けて精神的な負担になるよりも、近い将来完済できるように手続きを進めたほうが自身にとっても、ベストではないでしょうか。

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