新築マンションの一斉入居での注意点と8つのルール

待ちに待った新築マンションへの入居。ピカピカの新しい家に心躍りますね。

しかし新築マンションの完成とともに入居する場合、注意しなければならないことがあります。それは一斉入居です。

新築のマンションで完成後の入居開始日に合わせて引越しをする場合、入居開始日から一斉に入居者が引越しを行う状態を「一斉入居」と言います。

世帯数が多い場合には入居開始日になるやいなや、ものすごい数の引越しが行われるのは想像できますよね。

一斉入居時を避けて遅めに引越しをすればよいのですが、せっかく完成した新築マンションに少しでも早く引越したい!という気持ちになるのは当然です。

では、新築マンションへの一斉入居の際、注意すべき点をお話ししていきたいと思います。

 1.一斉入居はどんなふうに進められるの?幹事会社の役割って?

新築マンションは、大きなところでは数百世帯が同じマンションに住むことになります。

完成と同時にさまざまな引越し会社が一気に引越しを行うと、トラックの駐車スペース、荷物の搬入、エントランスやエレベーター・通路の許容量をオーバーしてしまい大混乱となります。

引越し作業の調整がうまくいかないと、朝に引越しトラックが到着したのに引越し作業を開始できたのは夜だった、なんて笑えない話が起こったりします。

そこで、新築のマンションで部屋数が多い場合は、混乱を避けるためにマンションの販売会社や管理会社が幹事となる引越し会社(『幹事会社』と呼びます)を選び、その幹事会社がルールを決めてすべての入居者のスケジュールを管理するケースがあります。

この幹事会社というのは、新築マンションを管理する不動産会社と、大手引越し業者の1社独占契約であることがほとんどです。

管理会社は入居日を調整したり、引越し時間を区切って順番制にしたり、エレベーターを効率よく使えるように分担したりして、一斉入居がスムーズに進むようにするのです。

また、エントランスやエレベーター内部など共有部分の養生を行ってくれたりもします。

幹事会社は多くの引越し受注が見込める見返りに、このような面倒な仕事を不動産会社に代わって引き受けることになります。

新築マンションに引越しをする場合は幹事会社を使うことを強くすすめられることが多いです。

なぜなら、出入りする引越し業者の数が少ないほうが順番を決めやすく、また作業も進めやすいためです。

2.必ず幹事会社に引越しを頼まなければならないの?

では、一斉入居の際は必ず幹事会社に引越しを頼まなければならないのでしょうか?そんなことはありません。

ルールを守って引越し作業ができるならどの業者を使っても構わないのです。

幹事会社に引越しの見積もりを依頼すると、思った以上に高い金額を請求されることがあります。

あれ?高いかな?と思ったら別の業者へ見積もりを出して比較してみましょう。一斉入居の際は幹事会社の利用を推奨されていますが、強制ではありません。

ただ、幹事会社以外に依頼すれば必ず安くなるというわけでもないようです。

引越し幹事会社以外の会社を利用する場合には、マンション側の条件が厳しすぎて、とんでもなく高く見積もりがでるケースがあるので注意しましょう。

また、様々なルールがあることを知らずによく説明をしないで見積もりを出すと後から追加料金がかかることがあります。

一斉入居に関するルールをよく引越し会社に説明してから見積もりを出すことが大事です。トラブルを防ぐためにもきちんと確認しておきましょう。

3.どんなものがある?一斉入居の際の確認しておきたい8つのルール

さて、幹事会社以外の引越し業者に引越しを依頼する場合、一斉入居に関するルールを業者に説明しておかなければなりません。

幹事会社に依頼する場合でも、以下のルールを知っておく必要があります。この項では一斉入居の際のよくあるルールをご紹介していきます。

①搬入経路や使用可能なエレベーターの数が制限される

引越しの際にすでに入居している方もいますので、一般の入居者に迷惑がかからないように経路やエレベーターの制限を行います。

この場合幹事会社での引越し作業優先、他の引越し業者はその隙間待ちということになるケースがほとんどです。

②作業の日にち、時間は幹事会社が決定する

基本的に予約制となります。土日など人気の日は抽選になることもあります。

日付だけ決めて当日は先着順に作業を行うケースもあります。入居説明会などで希望日のアンケートを貰ったら早めに希望日を記入して提出しましょう。

③引越し作業の時間が2・3時間程度に制限される

時間内に終わらなければそこで作業終了となり、残った荷物は後日また予約を取り直して搬入する必要があります。

④引越し作業スタッフの人数確保

上記のように時間内に引越しが終わらないというケースを防ぐため、通常の引越しよりも、スタッフ数を多く設定することを求められる場合があります。

⑤引越し車両の待機場所を確保する必要がある

作業までに待ち時間がある場合、トラックを待機する場所を確保しなければなりません。

⑥大きなトラックが使えない場合がある

駐車スペースや作業場所の関係で、通常の引越しよりも小さいトラックでの運搬を求められることがあります。

⑦引越し完了後のダンボール等資材の回収

使用済みダンボールを通路に置いてしまうと、他の引越し作業の妨げになりますので作業終了後すみやかに回収することを求められます。

 ⑧養生について

養生は、幹事会社が行うのか、各引越し会社が行うのかを確認しましょう。引越し会社が通常持参している養生資材では、足りない可能性が高いです。

 これ以外にもマンションによってさまざまな細かいルールがある場合が多く、引越し幹事会社以外の業者に引越し作業を依頼する場合はルールを細かく説明しておくことが大事です。

また、必ず一斉入居であることを伝えておきましょう。引越し会社に事前に伝えておけば、経験豊かなスタッフを投入してくれる確率が上がります。

 また、幹事会社以外の業者でもマンションの管理会社との打ち合わせを行ってくれる場合もありますので、こちらも見積もりの際に確認しておきましょう。

4.幹事会社に依頼するメリット

引越し幹事会社を利用するメリットは、マンション内に常駐スタッフを置いており、一斉入居に関するルールや時間配分についてきちんと打ち合わせができているということです。

きちんと打ち合わせができているということはそれだけトラブルも発生する確率が低いということですので、予算に問題がなければ幹事会社を利用するのが一番安心です。

また、実際の引越し作業においても幹事会社が優先されることが多いです。幹事会社にお任せしておけば、心配事もストレスも少なくて済みます。

しかし少しでも引越しを安くすませたい場合は複数の会社に見積もりを取ってみましょう。

最終的に幹事会社に依頼する場合でも、他社の見積もりを取っておけば値段交渉に使える場合があります。

5.まとめ

マンションの一斉入居には様々なルールがあります。このようなルールをきちんと理解して説明できるなら上手に幹事会社以外の業者を利用して引越し料金を抑えることもできます。

引越しの際に幹事会社を利用する、しないにかかわらず、上記のようなルールをきっちり守ることはとても大事です。

引越し時の業者とのトラブルを防ぐだけでなく、周りの入居者との円滑な人間関係を築くためにも大変重要なのです。

最初の引越し作業で周囲に悪い印象を与えてしまうと、住民の方々にずっとあなたや家族に対する悪いイメージが付きまとい、ご近所さんとの仲がギクシャクしかねません。

これから先、長い間同じマンションに住むご近所の方々へ良い印象を与えられるように、マナーとスケジュールを守って気持ちの良い引越しができるように心がけましょう。

 

 

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