【2017年版】マンション入居者が満足している管理会社ランキングからわかること

分譲マンションを管理しているマンション管理会社について、入居者の皆さんはどれぐらい理解していらっしゃるでしょうか?

毎月管理費を払っているから、いろいろやってもらってはいるんだろうけど、具体的にはよく分からないという方は多いかもしれません。

「マンションは管理が命」とよく言われますが、管理会社を知ることも自分たちの資産を守るためには大切なことですね。

ここでは管理会社の業務内容と入居者が満足する管理会社とはどういったものか、についてご説明したいと思います。

1.マンション管理会社とは

マンション管理組合から委託を受けて、マンションの管理業務を行う会社のことです。ちょっとこれだけでは分かりづらいですね。もう少し噛み砕いてご説明します。

マンション管理組合とは、マンションを購入した人(区分所有者)で構成されたマンションを管理するための組織です。

区分所有者になると必然的に管理組合員になります。区分所有者であるかぎり、勝手に組合から脱会することは出来ません。

これらの規定は区分所有法(建物の区分所有等に関する法律)によって定められています。

マンション管理業務は管理組合が中心になって行うものですが、設備など専門知識が必要な業務もあり、現実的にはマンションの入居者自ら管理業務を行うことは困難です。

そこで管理組合がマンション管理会社と委託契約を交わし、実質的な管理業務は管理会社が行うのが一般的です。

マンション管理会社はマンション管理適正化法にもとづき、国土交通省に備えるマンション管理業者登録簿に登録を受ける義務があります。

2.マンション管理業務は4つに分かれている

マンションのエレベーター

管理組合から委託を受けた管理会社はどのような業務を行っているのでしょうか?業務内容は大きく4つに分けることが出来ます。

(1)事務管理業務

管理組合の運営の補助を行います。

会計処理、帳簿類の作成、理事会・総会の運営の補助、長期修繕計画立案・更新、日常の管理のアドバイスやトラブルの対応を行います。

(2)管理員業務

いわゆる管理人さんです。点検にきた業者への立会い、来訪者の受付、居住者の対応、各種届け出の受理、通知事項の掲示、共用施設の鍵の管理などを行います。

(3)清掃業務

エントランスや廊下・階段・敷地など共有部分を清掃します。

見た目をきれいにするだけではなく、建物の傷みの早期発見や予防を行います。

(4)建物・設備管理業務

エレベーター、消防設備、給水設備、機械式駐車場などの共用設備の巡回点検、法定点検を行います。

3.マンション入居者が管理会社に求めるもの

このようにマンション入居者は大切な我が家の管理を第三者に委ねているわけです。戸建て住宅の所有者からみれば、これはすごく大胆なことと言えるかもしれませんね。

そういった観点から考えると、入居者が管理会社に求めるものが見えてきそうです。2016年7月実施のマンション管理会社全体総合満足度ランキングはこちらになっています。

マンション管理会社全体総合満足度ランキング

1位 野村不動産パートナーズ
2位 住友不動産建物サービス
3位 三井不動産レジデンシャルサービス

マンション管理会社全体総合満足度ランキング(理事会経験者のみの回答)

1位 伊藤忠アーバンコミュニティ
2位 野村不動産パートナーズ
3位 東京建物アメニティサポート

マンション管理会社全体総合満足度ランキング(管理戸数10万戸未満の企業に限定)

1位 伊藤忠アーバンコミュニティ
2位 東京建物アメニティサポート
3位 ライフポート西洋

スタイルアクト株式会社が自社運営するサイト「住まいサーフィン」でマンション購入済み会員に行った管理満足度調査の結果がそれを裏付けてくれます。

住まいサーフィンの公式ホームページ 

ここからわかることはいずれもマンション開発、販売、管理まで全て連動しているパターンで、管理会社がブランドイメージに違わぬ顧客サービスを提供していることの表れともいえるでしょう。

4.注目は管理会社に求めるサービスの内容

https://blog.branz-style.com/shinsaibashi246/2014/10/post-4.html

https://blog.branz-style.com/shinsaibashi246/2014/10/post-4.html

順位もさることながら特に注目したいのは、管理会社に求めるものについての調査結果です。理事経験者も未経験者もこれらの項目が上位となっていました。

上位にあがった4項目

  • フロント担当者の優秀さ (経験者29%、未経験者16%)
  • 最低限の業務遂行 (経験者29%、未経験者16%)
  • 管理サービスのラインナップ (経験者12%、未経験者12%)
  • サービスの質(経験者11%、未経験者12%)

フロント担当者とは、管理会社の担当者のことで管理組合との窓口の役目を担い、管理組合理事会の指導、総会の取りまとめ・資料作成、管理人の管理、トラブル発生時の指示・対策などを行います。

コストに関しては、理事経験者も未経験者も管理費が安い(経験者5%、未経験者8%)より、料金が高くなってもいいのでサービスの質(経験者11%、未経験者12%)と回答した人が多いという結果もでています。

つまり回答上位の「フロント担当者の優秀さ」と「サービスの質(その分費用が高くてもいい)」に象徴されるように、入居者は我が家を守るために管理会社には業務の質の高さを最も求めているということです。

世論的には管理費の高さを問題視する向きもありますが、ブランド力に劣る管理会社であっても管理費を安くするという方向性より業務の質の高さを追求する方が、顧客満足度を上げる近道であるともいえます。

4.マンション入居者が満足している管理会社のまとめ

管理会社は管理組合で選択し変更できるものです。

マンション購入時に指定されていたから、管理会社は替えられないと思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、本来は管理会社は管理組合が選んで委託するものなのです。

もしも管理会社への不満が入居者の間で広がっているようであれば、管理組合集会で話し合い管理会社を変える方向にするのもよいでしょう。

⇒ 10年経っても資産価値が下がらないマンションの選び方15のポイント

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