FXのスリッページとは? 取引の注意点と投資のコツ

「あれ?注文したときの価格と、実際に約定したときの価格の差がある…?

これは、FX取引でのスリッページによるものです。FX取引をしていると、どこかで必ずスリッページという言葉に出くわすことでしょう。

また、そのスリッページの意味を知らなくても取引をしていると、知らず知らずのうちにスリッページを誰でも体験しているのです。

この価格で注文したかったのに何故約定価格が違うのかと思う人も少なくないのです。ここではスリッページは何故起こるのか、起こらないようにするために気をつけることはどういったことかをご紹介します。

FXのスリッページの原因と対処法

FX取引をする上で避けては通れないのがスリッページで、注文した価格と約定した価格が違う場合を指します。スリッページが発生する理由は以下の通りです。

  • タイムラグの間の相場の値動き
  • インターネット環境
  • パソコンの処理能力
  • FX取引会社の処理能力

ネット環境やタイムラグなどいろいろな要素がかみ合ってスリッページが起こってしまいます。

FX取引でスリッページで困らないための対処

スリッページに対する対処は以下です。

  • 許容スリップの設定
  • スリッページしにくいFX会社の選択

パソコンの性能をあげる、ネット環境を良くするといった方法もあるのですが、根幹の2点がもっと大切です。

許容スリップの設定ですが、成行注文のときにだけ設定可能です。スリップゼロにすればスリッページしないのですが、反対に約定しにくくなるので、できるだけ許容スリップを設定しておいたほうがいいです。

そもそもFXのスリッページとは?

FX取引をしているときに、買いや売りの金額を入力し注文ボタンを押します。しかし、注文した価格と約定した価格が違っていることを経験したことのある人は少なくないでしょう。

特にデイトレードやスキャルピング取引をしている人は、チャートのギザギザのほんのわずかな価格差で利益を得ようとしています。

そういったときに注文した価格と約定した価格に差が出てしまっては、ほんの少しの利益も得ることができないケースが出てくるのです。この注文した価格と約定した価格差をスリッページと呼んでいるのです。

それでは、こういったスリッページが発生するのはどうしてでしょうか。何故、注文した価格で約定できないのでしょうか。

FXにスリッページが発生する理由

FXの取引の際にスリッページが発生する理由を、例をあげて説明します。

1ドル100円のときに1万円購入し他場合、それが1ドル100円40銭になったときに、売り注文を出しました。しかし実際に約定したのは1ドル100円30銭だったのです。そうなると、0.4円×1万円で4,000円の利益になるところを、3,000円の利益となったのです。

利益は出ましたが、1,000円少ない利益となったのです。売り注文の価格のまま約定してくれたら、4,000円の利益だったのに残念なことです。

スリッページの言葉の意味

例のように、スリッページによる損失が発生します。そもそもスリッページ(スリップ)とは、日本語で「滑る」あるいは「ずれる」という意味です。スリッページは注文を出した価格では止まらずに少し滑ったところで止まるということですね。

スリッページを見越した注文をすることが大事

上の例では、約定価格が100円30銭でしたが、100円20銭になる場合もあるのです。それほど大きなスリッページは発生することは稀ですが、スリッページを意識した注文をしたほうがいいでしょう。

スリッページが起こるのは、決済の注文を出してから、約定するまでのタイムラグの間に相場が動くことで起こります。

スリッページはFXの成行注文の場合のみ起こる

また、スリッページが起こるのは成行注文だけです。これは値段を指定しない注文方法です。価格を指定した場合は約定できなければ、そのまま無視されてしまうので、成行注文をすることが多いです。

スリッページが発生するタイミング

スリッページが発生するメカニズムですが、順序は以下のようになります。

  • 最新の為替レートがFX会社へ送られます。
  • FX会社が最新レートを配信します。
  • レートを見て成行注文をします。
  • FX会社は発注時レートと注文時レートを比較します。
  • 比較したレートに誤差がなければ約定します。

以上ですが、この間のデータのやり取りの間にかかるタイムラグでスリッページが発生するのです。

FXでどうしてもスリッページが起きてしまう原因

FXにおけるスリッページの原因として、インターネット環境の問題、これは利用者の側の問題です。パソコンの処理能力が低いときも同様です。そして、FX会社のサーバ処理能力の問題です。

注文取引数が多ければ順番待ちも発生し、それがタイムラグの要因となるのです。また、サーバが仮にダウンすると復旧するまで注文は確定しません。確定するのはサーバ復旧後となり、この場合はかなりのタイムラグが発生することになります。

FX取引での許容スリップの設定について

成行注文に限りとなりますが、注文する際に許容スリップを設定することができます。この許容スリップの設定というのは、スリッページが起こることを前提に考えている設定方法です。

注文した価格と、実際に約定する価格が大きく変わった場合、それが、許容スリップを設定した範囲外なら約定しないというものです。

FXの許容スリップをゼロするメリットデメリット

これは、許容スリップをゼロにしておくと、メリットとしては絶対にスリッページは起きないということになります。

スリッページが起きやすい相場では、反対に約定できないということになってしまいますので、許容スリップはゼロではなくある程度、余裕を持った設定、文字通り許容範囲に設定する必要があるというデメリットがあります。

おすすめの許容スリッページの設定範囲

おすすめの許容スリッページの設定ですが、状況によって使い分けたほうがいいです。例えばレバレッジを大きくかけているときでしたら、少しのスリッページでも大きく利益を損なってしまうか、場合によっては損失を出してしまうことも考えられます。

そのため、レバレッジを大きくかけている場合は、許容スリップの設定をゼロにするのが望ましいです。

一方で値動きの激しい相場では、許容スリップをゼロにしておくと、なかなか約定できません。その場合は許容スリップを大きく設定するようにします。それぞれのケースでのおすすめスリップ設定を以下に示します。

  • スキャルピングのとき- – – – 0.3pips
  • 値動きが小さいとき- – – – – 0~0.3pips
  • 確実に約定したいとき- – – – 5pips
  • 値動きが激しいとき- – – – – 5~10pips

pipsというのは日本円の場合は、銭の意味です。0.3pipsは0.3銭ということになります。 通貨単位によって変わります。通貨の最小単位の100分の1と覚えておきましょう。

逆指値注文は許容スリッページが設定できない

逆指値注文では許容スリップの設定ができないようになっています。これは、予約注文では許容スリップの設定ができないということです。

逆指値注文の性質を考えたらわかりやすいのですが、主に損失を限定するため、約定することを最優先とする注文方法です。そのためどれだけスリッページが起きようが約定しなくてはいけません。

スリッページするかどうかはFX会社によって異なる

スリッページしにくい、あるいはしないFX会社もあるようです。絶対にスリッページしないというのは、反対に考えにくいのでスリッページしにくいとされている、FX会社を探してみました。

スリッページしにくいFX会社の選び方

いくらスプレッドが狭いFX会社を利用していてもスリッページが発生することが多いと、その分割高になってしまいます。

さらに約定しないのではみすみす利益をふいにしてしまうことになります。そして、スリッページが発生するかしないかは、FX会社の約定力次第なのです。数は少ないですが、一部のFX会社にはスリッページのないところもあります。

しかし、スプレッドを広めに取っている場合もあります。FX会社の選び方としては、約定率100%あるいはスリッページなしといったFX会社もあります。

にもかかわらず、約定率は100%だけどスリッページは起きる、あるいはスリッページなしだけど約定できない場合がある、といったFX会社がほとんどです。基本的には約定力の高いFX会社を選ぶようにしたいものです。

スリッページしにくいFX会社一覧

FX会社の中にはスリッページしにくいとされるものもあります。どのようなFX会社でしょうか?

ヒロセ通商

約定率は99.9%と、100%ではないですが、ほぼ確実に約定できると考えていいでしょう。スリッページありですが、それほど滑らないという評価となっています。

マネーパートナーズ

8年連続で約定力ナンバーワンになっているFX会社です。スリッページなし、約定拒否なしが大きな強みとなっているFX会社なのです。約定力を求める人には強い味方になるでしょう。特に短期取引を中心にしている人には最適なFX会社といっていいでしょう。

FXプライムby GMO

約定率は100%ですが、スリッページありです。スプレッド変動が安定しているのが強みであり、総合的に評価の高いFX取引会社です。

まとめ

ここではスリッページについて説明しました。FX取引でスリッページが起こる理由は以下のものです。

  • タイムラグの間の相場の値動き
  • インターネット環境
  • パソコンの処理能力
  • FX取引会社の処理能力

どれも自分自身の力ではどうにもならないものです。

しかし、FX取引会社によっては、適切な処理をしてくれるところがあります。高い約定率を確保しながら、スリッページしにくいFX取引会社を選択するようにしましょう。

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